パワービルダー系建売住宅は様々な設備が標準装備されておらず、オプション工事となります。その中でも、特に必須の工事が網戸です。
オプション工事の中でも、網戸は最優先事項です。
今回はその工事のタイミングや網戸の種類、その他注意点などについてご紹介します。
Contents
網戸工事のポイント
1 相見積もりを取る
これは網戸に限らずですが、お金に糸目はつけないという太っ腹な方以外は、相見積もりを取ったほうが良いと思います。
住宅購入前後はとても忙しく、時間を捻出しにくいのですが、そこは睡眠時間を削ってでも。
住宅購入時は金銭感覚が麻痺しているので、1〜2万なんて誤差のように感じがちですが、普段1万円の買い物をする時って真剣に考えますよね?
浮いたお金で、引越し後に良い家具を新調出来るかもしれません。
実際、網戸だけでもA社とB社では4万以上も差がありました。
2 網戸工事のタイミング
網戸は前述のとおり防犯面からも引っ越し後の工事はオススメできません。
必ず引き渡し~引っ越し迄の間に取り付けてもらいましょう。
3 網戸を選ぶ時の注意点
業者さんが現地調査に来てくれることが多いと思います。
業者さんは慣れているのでスムーズに進むと思いますが、下記の2点を注意しましょう。
・網戸の枠の色と窓枠の色がきちんと揃っているか念のため確認する
・標準タイプ以外の網戸を選んだ方が良い場所があるかアドバイスを受ける
標準タイプ以外の網戸について
洗面所に横引きロール網戸を設置
うちは、洗面所のすべり出し窓のみ横引きロール網戸にしてもらいました。
といっても、業者さんに現地調査に来てもらったときにバーっと説明されて、
「あ、じゃあそれにします・・・」
と流されたような感じで決めました。
その為、後日見積もりを確認して
とわからなくなったんですよね。
オプション工事は他にもたくさんある上、引越し1〜2ヶ月前ってやることが山のようにあります。
小窓の網戸の説明なんて忘却の彼方。
似たような方や、今検討中の方のためにご説明します。
横引きロール網戸の仕様・標準タイプとの違い
↑こちらがすべり出し窓用の標準の網戸です(階段踊り場です)
開ける時は“室内側”に開きます。
続いて横引きロール網戸です。
色々と障害物が邪魔をして、引き画の写真が撮れなかったのですが、開ける時は“窓枠に沿って左右に”動かします。
横引きロール網戸を設置する場所
・窓の前に開閉に邪魔なレベルの大きさの物を置く予定がある
・その窓を換気する際に開閉する
上記が当てはまるのであれば、横引きロール網戸をオススメします。
うちは、浴室の窓の前に洗濯機を置いています。
それだけであれば標準の網戸でも良いのですが、洗濯機を囲むようにランドリーラックを置いています。
高さがあるので、標準の網戸だとラックと干渉して網戸が開きません。
網戸を開けないと当然その奥にある窓を開けられないので換気が出来ません。
その為、横引きロール網戸にしました。
因みに数千円の追加料金がかかりました。
網戸取付工事後に行うこと
取付工事後、最終チェックを忘れずに
工事は特に問題なく終わると思いますが、当日全ての窓の開閉確認を行ってくださいね。
開閉がスムーズではなかったり、ギギーっと音がする箇所がある場合もあります。
うちも1箇所ありました。
あとは横引きロール網戸の開閉が、ピシャッ!!!っと勢いが良すぎて、後日別件で来てもらった時に調整してもらいました。
網戸の設置後~入居前に行いたいこと
それは床の水拭きです。
できれば入居前に一度きちんと換気をして、室内の掃除をしておく方が良いです。
そのためにも、余裕を持って網戸を取り付けた方が良いです。
入居前は一見室内はピカピカに見えますが、床は結構汚れています。
水拭きすると思った以上に雑巾が黒くなるので、時間があれば2~3度拭きして綺麗にしましょう。
大型家具を置く前に綺麗にするのがポイントです。
私は半日かけて3度水拭きしました。
1階・2階・廊下・階段・洗面所・トイレと戸建は広いのでかなり大変です。
私は一人で行い、かなり疲れたので、可能であればご家族の方と2~3人で行った方が良いと思います。
まとめ
網戸はあまりトラブルが起こりにくい工事だと思いますが、毎日開閉する場所ですので、きちんと取り付けられているかを確認することが大切です。