こんにちは、さくさくっくです。
本日は、今年の初めに電力会社に対応してもらった鳥のフン被害対策について書きたいと思います。
Contents
玄関前の電柱・周囲の環境
我が家は、玄関前・隣地境界辺りに電柱が立っています。
こちらです。
この電柱、単1電池のようなタンクまでついていてたくさんの電線が入り混じっています。
なんというか・・・
【主電柱】なんて命名したくなるような電柱です。
そして、うちの側のゴミ捨て場の裏に寂れた空き地があり、そこがカラスの溜まり場になっています。
このゴミ捨て場、生ゴミの回収時間がものすごく遅いんです。
午後になってもまだ回収されていないことも珍しくありません。
カラスがゴミを突っついているのよく見かけます。
電線がたくさん走っている電柱
×
長時間回収されない生ゴミ
×
カラスの集団
もう、答えを考えるまでもなく、最悪な回答が思い浮かびますね。
そう、フン被害です。
フンの被害について
我が家のフン被害には2種類あった
一つが先程書いたカラス達のフンです。
カラスのフンは白です。ベチャっと広がって、掃除をしないといつまでもそのまま存在し続ける、よく見かけるタイプのフンですね。
もう一つが赤茶色のフンです。
これは電力会社さん曰く、ムクドリのフンとのこと。
このフンがとてもやっかいで、色が目立つので数ヶ所にされるだけで、ものすごく玄関周りが汚れているように見えます。
さらに、フンに種が入っていて、大抵の場合、フンの側に乾燥した種が転がっています。
このフン×種の組み合わせが気持ち悪くて苦手です。
3年近く我慢していました。
気がついたら、その都度掃除をするように心がけてきました。
こびりついたフンは日が経つとどんどん落ちにくくなるんですよね。
下の子が乳児・上の子も2歳そこそこの時は、おんぶしながら、さらに上の子が道路に飛び出さないように目を光らせながら、しゃがみ込んであちこちに飛び散っているフンの掃除をするわけです。
本当に大変でした。
それが何日も続くと、もう外出先で鳥を見ただけでも嫌になるくらいウンザリ・・・。
でも、我慢して掃除していました。
誰もしてくれませんから、やるしかない。
隣家のミカンの木が実って被害拡大
昨年の冬、お隣のミカンの木に大量のミカンが実りました。
嫌な予感的中。フン被害が何倍にも広がり、赤茶色のフンだけでなく、ミカンの果汁や薄皮まで玄関周りにたくさんこびりついている始末。
隣の敷地内に生えている木を、フンが酷いから切ってくれとは言えません。
どうしたものかと考えて電力会社へ連絡しました。
電力会社の対応
オペレーターの対応
「うちの前の電線に止まる鳥のフンが本当に酷くて・・・」
とオペレーターの人に伝えると、すぐに
「担当の部署にお繋ぎします」とのこと。
フン被害対応の部署があるんですね!
そこのオペレーターの方から下記のように伝えられました。
・鳥避けの工事を電力会社でしてくれること(無料)
・その為に、一度現地調査に行くこと
・現地調査→材料を発注手配→工事の流れになること
・同様の連絡が多数あるので、工事まで時間がかかること
どのくらい時間がかかるのか?と聞くと、1ヶ月以上かかることもあるとのこと。
やってもらうしかないので了承。
現地調査の日を予約しました(一週間後くらいだったと思います)
現地調査の日までフンの掃除をしない方が良いのか確認しましたが、
掃除をしてもらって構わないと言われました。
現地調査の日
電力会社の関連会社の方がきました。
来て早々「結構ムクドリが鳴いていますね」とのこと。
ムクドリの鳴き声って、ものすごい群れで大音量で鳴いているイメージしかなかったので私にはわかりませんでしたが、やはり辺りを飛び回っているようです。
普段どこにどんなフンが落ちているのか詳しく説明しました。
調査員さんから下記の説明を受けました。
・フンが落ちている箇所の上の電線にフン避けを設置する
・電力会社以外が設置した電線には対策できない
・フン避けを設置した場所に止まれなくなると、少し場所を移動することもあるので、今度は違う所にフンをされる可能性がある(え・・・)
⇒その時は再度連絡してほしい
・材料をこれから発注するので工事まで2週間〜1ヶ月程かかる
その後、対策する電線の長さ等を測定してその日は終了。
30分程かかりました。
工事の日
3週間経っても何も連絡がなかったので、もう一度電力会社に確認してみたら、「混み合っているので」と説明されました。
ですが、その後すぐに(たまたまか分かりませんが)、「明日工事出来ます」と連絡が来ました。
工事は、トラック2台でやってきて、住宅街の道を通行止めにして行われました。
思ったより大掛かりでした。
高所作業車を使い、あっという間に設置完了。
30分かからなかったと思います。
鳥よけ対策にどんなことをしたのか
下記の写真のように、電線にクリップのようなものを付けて、その上に電線より細い紐状のものを渡して鳥が止まりにくくします。
(この写真は電線の下から撮ったものです)
今まで気がつきませんでしたが、街中でたまに見かけます。
この家にもフン被害が・・・と親近感が湧きます笑
効果について
まだ設置して日が浅いので確かなことは言えませんが、半分程減ったように感じます。ただゼロにはなりません。
その理由は、ネット用配線の電線に止まっているからかもしれません。
様子見しています。
また被害が増えたら追記したいと思います。
2019.5.28 追記
ここ最近、上記の画像にあるタンク付主電柱から一日中鳥の鳴き声が聴こえていました。
電柱の下にはフンがいっぱい落ちています。
毎日毎日掃除しましたが、追い付かず・・・
電力会社へ再度連絡しました。
確認にきて、対策をしてくれるとのこと。
電話の翌日、来てくれました!
タンクの中に鳥の巣があったので取り除き、鳥が入れないように網で塞いだとのこと。
確かに、丸で囲った箇所にネットが見えますね。
それ以降フン被害は殆どなくなりましたが、鳥の鳴き声は未だ止みません。
もう一度巣を作るつもりなのか・・・いたちごっこは勘弁願いたいところです。
これから住宅を購入予定の方へ
家の前の目立つ所に電柱があれば気になると思いますが、隣地との境界辺りだとそこまで気にしない方も多いと思います。
ただフン被害は長年の悩みになる可能性も高いです。
出来れば、家周りに電柱や電線がないか、道路にフンがたくさん落ちていないか確認すると良いと思います。
駐車スペースに電線がかかっていたら、車が汚れる可能性が高いですよね。
建売住宅の方はチェックしやすいと思いますが、注文住宅を検討中の方は更地だと確認するのも難しいかもしれませんね。
でも、敷地周りの電線のチェックはしておいて損はないと思います。
家の購入時には中々そこまで気が回らないんですけどね。
他にもチェックしないといけないことがたくさんあるので。
私は周囲に電線がないお宅の前を通ると、いいなあと羨望の視線を送っています(笑)
まとめ
同じくフン被害で悩まれている方は、一度電力会社に連絡してみましょう。
少しでも改善すると良いですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。